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息もできない - Breathless - 똥파리

監督 ヤン・イクチュン、脚本 ヤン・イクチュン、編集 ヤン・イクチュン、製作 ヤン・イクチュン、主演 ヤン・イクチュン ーー。

「息もできない」はヤン・イクチュンの、魂の映画だ。




ちなみに、公式サイトで観られる予告編は、(日本向けに編集したのか)サンフンとヨニの心の触れあいに寄りすぎている。日本用のポスターも少々甘い。この映画はそんなものではない。だからここでは韓国版のポスターを貼り付けておく。ヤン・イクチュン。まさに糞バエ。でも実に愛おしい。この感じは実際に体験しないとわからないだろう。必見だ。

さとなお

憎しみと怒りの感情のままに生き、暴力で会話をする男サンフン。過酷な家庭環境を持ちながら強く生きるヨニ。二人のつながりは物語の核となるが、この映画はそんなものではない。

揺れまくるスクリーン、暴力。本当に自分が殴られているような錯覚を起こすような映画。この感覚は見なければわからない。どうにもできない日常。もがくように懸命に生きる人間たち。胸が詰まって涙が出るのではなく、息ができずに本当に苦しいのだ。


問題。ゴダールが1959年に発表した『勝手にしやがれ』の英語タイトルは?
答えは本作と同じ"Breathless"。

Atsunobu Ushizu

ゴダールはこの映画でカットとカットを無理矢理つないで映画の文法をぶちこわし、新しい波を巻き起こした。その映画と同じタイトル。

極度なまでのズームアップ。画面は揺れに揺れ、とにかく見づらい。見づらく重い。どのシーンでも暴力の音。こんな映画は見たことがないよ。

「観客の皆さん、関心があれば見てください」と。「でも関心がなければ見なくてもいいですよ」と言いました。見終わった後につまらなかったと言われても、私の方からお金を返すわけにもいかないですから。だから見る、見ないは任せますと言いました。でももし関心があって、見て下さり、何か感じたとしたら、感じなくていいんですけど、何か感じたとすれば、その時、初めてこの映画がみなさんの、あなたのものになると言えますと言ったんですね。

ヤン・イクチュン

シバラマー、何も感じないわけないじゃない。

日本人の若い世代では本気で殴り合ったことがない人も多いのではないか。自分もその一人。暴力の先に何があるのか、知っているような気もするけど、それをどう受け止めれば良いのか映画を見終わってもわからなかった。この映画を本当に見るべきなのは日本の若い世代かも。

エジプトの大規模デモが今世界を揺るがしているが、それと同じ力を感じる映画。こんな力が日本にあるのかな。少なくとも目にしたことがない。

親から金を借り、家を売り、それでも作らなければならない理由はなんだろうか。一生に一度はこんな仕事がしてみたいと思わせてくれる。

いきなり殴られ蹴られ血まみれになり、抱きしめられるような映画。それが「息もできない」だ。



コメント
上尾の男の子たちはよく教室で殴り合いしていたよ。みぞおちに入って、息もできなくなってる光景をたまに見ました。
 URL 2011年02月08日 11:09:52 編集
No title
韓国映画熱いよな。この映画かなり良かったわ。

ポンジュノ以外にもイ・ チャンドンもいーよ。オアシスとかシークレットサンシャインとか。
uno URL 2011年02月09日 00:01:53 編集
No title
みぞおちに腹パンくらいなら誰でもある?んじゃないかな 笑

>uno
この映画熱いんだよな、マジで。
ボンさんは才能にあふれてるって感じだよな。正直、日本の映画はあまりてないけど、韓国映画の方が勢いがある気がするね。
mune URL 2011年02月09日 00:19:28 編集

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